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親の離婚が与える子供へのストレス

一人の子供

子供にとっては離婚しないことが一番良いのでしょうが、どうしても避けることのできない離婚もあります。親が「離婚」を選択した時、子供はどんな不安を抱えどんな事を考えるのか・・・。

そうした子供の気持ちを理解することで、子供への接し方や「元配偶者」とどのように関わっていけば良いのかが見えてくると思います。

「そんなのはわかってる!」という耳の痛い内容もあるかもしれませんが、ぜひ目を通していただきたいと思います。

子供は親の争いの犠牲者

離婚を選んだのは親であり、子供は離婚を望んではいないでしょう。

子供は親の離婚に巻き込まれた犠牲者である、と理解する事が大切です。どうしても両親は、お互いに怒りをぶつける事で頭がいっぱいになり、子供の事を考える余裕がなくなってしまいます。

親が一番優先して取るべき行動は、「元配偶者」を攻撃する事ではなく、親の離婚で傷ついている子供の気持ちに寄り添う事です。

板挟みになり忠誠葛藤を抱く

子供にとって両親の存在はとても大きなものです。親にとっては「元配偶者」は他人ですが、子供にとっては親である事に変わりはありません。親は離婚をすると、その原因を「元配偶者」に見出し、怒りが収まらなくなる事があります。

でも、その怒りに子供を巻き込んではいけません。自分の辛さを子供に理解してほしい、と思う気持ちはよくわかります。僕も「元配偶者」の欠点を子供に聞いてもらいたい、と何度思ったことか・・・。
でも、そういった感情は「元配偶者」も抱いている事です。

もし、お互いが子供に「元配偶者」の悪口を言っていたらどうでしょうか。子供は両方の親が好きなのに、「その場にいない親」の悪口を聞かねばなりません。好きな人から好きな人の悪口を聞くほど、つらいものはありません。どちらの味方になれば良いのかわからなくなり、小さな心は壊れてしまいます。

自分を責める

子供は自分が正しい事をしなかったから、両親が離婚してしまったんだ。と考える事があります。言い換えれば、自分が正しい事をしていれば、両親が仲直りすると信じているのです。

しかし、両親が争っていると「片方の親の味方をする自分」「片方の親に裏切られたと感じる自分」を認識する事で、「自分は悪い子供だ」と思ってしまいます。 自分が悪い子供だから両親は仲直りしないのだと、自分を責め続ける事になるのです。

見捨てられるのでは?と不安を感じる

子供にとって親の離婚はどのように映るのでしょうか。「離婚」は、たいていの場合、親の片方が望み、片方が望まないが仕方なく、という構図が当てはまるのではないでしょうか。子供からみると、片方の親が捨てられたと見えるかもしれません。

子供は一番身近な大人の関係、つまり「両親」から人間関係を学んでいきます。親に起こった人間関係の破綻は、自分にも起こるのではないだろうか?と考えてしまいます。そうすると「パパ とママは自分を捨てるかもしれない・・」という不安に駆られてしまいます。

そういった子供の不安を取り除くためにも、「元配偶者」との争いはやめて、絶対に子供を捨てる事はないという、「言葉と行動」を子供にみせてあげる必要があります。

最後に

親の離婚が与える子供の不安やストレスについて述べてきましたが、共通して言えるのは 「子供を一番に考えて行動する」という事です。 そうしたくても「元配偶者」が攻撃してくる、子供の事に協力してくれない、という方もいることでしょう。

僕も経験してきましたが、離婚後の子育て一番難しいのは、自分の感情をコントロールする事かもしれません。離婚で悩む子供との関わり方・・でも触れていますので、ぜひ確認してみて下さい。

 そして、「元配偶者」から、面会などの協力を得られないとしても、交渉し続ける姿勢が大切だと思います。もし、応じてもらえなかったとしても、子供は見ています。両方の親には愛されなかったかもしれませんが、もう片方の親である「あなた」の大きな愛情は絶対に伝わるはずです。

一人でも愛情を持って接してくれる人がいれば、きっと子供は人生に希望をもって元気よく育ってくれると思います。
そう信じて、がんばりましょう( `ー´)ノ

最後まで、ありがとうございました。

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